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できてる2人のおさぼりほのぼのデート(笑) A season of a blessing 時は3月上旬。 長い冬が明け、暖かな陽射しに包まれている。 冬の寒さに耐えた沢山の生物達が一斉に芽吹き、 子供達の楽しそうな声が聞こえる。 「いい天気だなぁ、中尉。」 「えぇ、本当に。コートが暑いくらいです。」 「確かにな。あぁ、こんな日は芝生の上に寝っころがって昼寝をしたいものだなあ。」 「お気持ちは分かりますが、大佐。 貴方にはそんな時間はありませんよ。 執務室にはまだ未処理の書類が沢山残ってるんですから!!」 少しきつくそう告げると、「分かってるよ。ちょっと言ってみただけじゃないか・・・・」 と子供の様に口を尖らせてブツブツと文句を言っている。 こういう時の大佐は、もうすぐ30になろうかという男性で、 しかも国軍大佐の地位にある者だとは、到底思えない。 そんな大佐は可愛らしくて、つい頬が緩んでしまう... 「でも、本当に今日はいいお天気ですね。私もお昼寝したいです。」 「そうだろう!!あ、そうだ。中尉! 君、確か明日は非番だろう??私も明日は午前中で終わりだ。 なら、明日の昼、ここで一緒に昼食をとらないか?? 明日も今日みたいにいい天気だと言っていたし・・・。 うん。それがいい!!お弁当は用意しておいてくれよ!!」 と、何やら一人勝手に納得してウンウンと頷いている。 でも確かに、こんな日に外で昼食をとるのは嫌ではない。 「分かりました。では大佐、今日はもう帰って早く仕事にとりかかりましょう。 折角のピクニックが、仕事が終わらず、お流れなんて嫌ですよ。」 「うん、そうだな。では帰って、もう一頑張りするか!!」 と言うと、大佐は私の手を引いて、元来た道を戻りだした。 「ちょ、ちょっと、大佐!!誰かに見られたら・・・。」 「大丈夫。誰も見てないさ。皆、今は自分の恋人や家族に夢中みたいだからな(笑)」 「全く、貴方という人は・・・。」 それでもこの手を振りほどけないのは、この人を愛してしまった私の弱さ。 彼の手を握り返しながら、明日のお弁当は何にしようかしら、 なんて考えながら、2人並んで川沿いの道を歩いて行く。 そんな2人を春の柔らかな太陽だけが、静かに見守っていた。 *あとがき* 続けて更新です。読んで下さり、ありがとうございます>< 春っていいですね〜〜^^お花見行きたいvv 題は英語で『恵みの季節』です。 題つけるの苦手…(ToT)感想いただけると幸いです。 |